「Signs」制作記#1 最終決定権について

相変わらずシンガーのBettyさんとコラボをやってるわけですが

1月にリリースした「Do you remember?」に続いて第二弾が完成しました!

 

タイトルは「Signs」。動きを束縛されるような辛いこと(病気とか虐待とかモラハラとか)から抜け出せずにいる人へのエールというか、檻をぶっ壊せ!的なメッセージソングになっています。この歌詞ができた経緯や詳細はBettyさんのブログで解説されていますので、ぜひご一読を。

https://note.com/betty_kitty/n/nd377514012a9

 

現在bandcampにて先行配信中ですが、その他プラットフォームでは来週初め、5/22~5/24頃に配信開始予定です。

 

bettykitty717.bandcamp.com

 

さてさて、今回も歌と歌詞とメインメロディ以外、つまりアレンジ、トラックメイク、エンジニアリング(ミックス&マスタリング)を私が担当しました。

 

正直、前回に比べれば意見がぶつかることは少なく、いろいろなことがスムーズに進んだように思います。やはり二回目だと互いの考えてることも分かってくるので、コミュニケーションが円滑になりますね。

 

とはいえ、何もなかったわけではなく、今回はむしろこっちがダメ出しをすることが多かったかな。

 

今回の曲を作り始める際に「最終決定権はどちらにあるのか」をはっきり決めておいたんです。

 

意見が合わずにぶつかった時、もちろん話し合いをして互いが納得する形で決着できればそれに越したことはないけれど、どちらも譲らないということも充分あり得ます。そうなったときに、この決め事があれば、無用な禍根を残さずに先に進むことができるのです。

 

で、今回は私がプロデューサーとして最終的な決定権を有するということで進行しました。必然的にこちら主導で音を作っていくことになるわけですが、その結果、私からのダメ出しが増えたという。イコール、私のわがままをいくらか通させてもらったってことでもあります(笑)

 

Bettyさんには何度も歌い直しを要求したにもかかわらず、嫌な顔一つせず受けていただいたのは感謝です(やりとりはチャットなので顔見えないけど)。

 

次回は時系列を追って制作の歩みを振り返ってみます。