8月以降

ああ、半年も放置してしまった。ちょっとイベントの予定が立て込んできたので告知と整理を兼ねて記しておきます。


2011/8/13(土) 
Twit&Shout8@中野heavysick
去年も出させてもらったイベント。今回は和モノDJはやめて久々にライブで行こうと思います。和モノにも飽きてきたころだしね。音的にはエレクトロハウスっぽくなるかと。17:00-17:45予定。前後がふたりともすごいDJなのでキツイ…。


2011/8/20(土)
BORDERS @鴬谷What's Up
いつもの鶯谷グダグダイベント。俺のホーム。何やるか決めてませんが、他の人が和モノ系なので俺も無難にJ-POPのDJかな。一応30分が二枠あるそうです。20:00-20:30と22:00-22:30。


2011/8/27(土)
あの日のようにささやいて vol.4 @早稲田茶箱
今年からやってる主宰イベントです。年代順に和モノをかけていくコンセプチュアルな内容で早くも4回目。今回のゲストはTraksBoysのクリスタルさんとkilldiscoということで、えらいこっちゃなんです。自分は今回、初の60年代に挑戦します。正直、あんまり好きじゃない年代なので避けてきたんですが、今回のために猛勉強しました。(勉強するもんでもないが)そしたら慣れてきたのか何なのかずいぶん好きになった気がします。15時オープン、21時まで。


2011/9/11(日)
MU Limited Corporation presents "White Room"@南池袋ミュージック・オルグ
去年一曲提供させていただいたネットレーベル主催のイベント。俺の後にnonSectRadicalsも出るので、リスペクトの意味も込めてエディットネタ多めのライブにしようと思ってます。T&Sからの流れでまたライブの機会が増えていけばいいな。出番は20:30から。


2011/9/17(土)
あの日のようにささやいて in 2.5D
最近話題のソーシャルTV局?2.5Dさんからお声をかけていただきました。一応箱自体はクラブなんだけどustreamの放送がメインなので、この日はいつもとは違って、前半に主催者のトーク、後半に縮小版で年代順のDJをお送りします。俺の担当は80年代ですのでまあいつものトンカカした感じになるかと。19時からです。


2011/10/1(日)
あの日のようにささやいて番外編@青山蜂
なんなのこのあのさやラッシュは。ここでは、本編の年代順は封印してジャンル別でDJをアサインしてお送りします。まだ詳細は明かせませんが、DJ陣はめっちゃ豪華です。そして、今話題のBiS-新生アイドル研究会-も呼んじゃいました!!これはすごいことになります。間違いなく。15時オープン、21時まで。


10月以降も決まっているイベントはいくつかありますが、とりあえずはこんなところで。遊びに来てください。現場でぼくとあくしゅ!

Daito-kai

2011/3/5(土) 
渋谷スターラウンジ「Daito-kai」というイベントでDJします。

LIVE: アラゲホンジ/ ラビッツ/ 自由模索クラブ/ キラーコンドルズ
DJ: 333 / Ginger Does’em All
OPEN: 24:00
TICKET: ¥1,500(ドリンク別)

トリで4時くらいからなので無理に来いとは言いませんよ。
さて、ほぼアウェイの状況、しかも朝方で何をかけるか…とりあえずアイドル系はやめておきましょう。

あの日のようにささやいて

生きてますよ!

突然すいません。でも生きてます元気です。twitterやってるとブログは書かなくなるんだよ。
で、先日「あの日のようにささやいて」というイベントを僕と有志2人の3人で主催させていただきました。そしたらこれが大盛況で。会場である茶箱の売上記録を更新したとか入場規制かかったとか、まー凄かったですよ。来てくれた方々本当にありがとうございます。

なぜこんなに成功したのか。いろいろな要因はあると思いますが、一番大きいのはやはりフライヤーでしょうね。どうせ作るなら、ただのチラシじゃなくモノとして手元に置いておきたいものを、というコンセプトで制作を依頼したんですが、これがもう至上の出来で。twitter上などでも噂を呼び、コミックナタリーさんにも取り上げられたりしてイベントの知名度が一気に上がりました。(とか言いつつ、最後までフライヤーの作成に反対してたのは何を隠そうこの私です)

もちろん、企画そのもののわかりやすさということもあったでしょう。もしかしたら和モノ、というか日本語ポップスの波が来ていて、うまくそこに乗れたのかもしれません。他にもターゲット選定や、いろんな細かいことを考えて仕掛けはしてるんですが、あんまり書くと興ざめしてしまうと思うので現時点では控えます。12月に大団円を迎えられたら、その後分析的なものを記そうと思います。

さて、そんなこんなで4月17日に第二回をやりますので、前回来れなかった方も、前回来てやられちゃった方もみなさんお誘い合わせの上ぜひいらしてください。

詳細はこちら→http://tweetvite.com/event/anosaya2

今年のイベント総ざらえ

今年は過去最高にたくさんイベントやりました。総計16回!これまでは年に3-4回程度だったことを考えると、すごいことです。maltineから2作品をリリースさせてもらったことが契機になってるのは間違いないですね。twitterのフォロワーも急激に増えたし。

ま、そんなわけで、ひとつひとつのイベントを持参したお菓子とともに振り返ってみたいと思います。


2/12 世田谷BOUNCE@下北沢MORE[LIVE][マカロン・フランボワーズ]
Okadadaと事前に飲んだのが楽しくて、そのままの勢いで泥酔プレイ。ほとんど自分の内容覚えてないや。この日会った人のこともあんま覚えてない。この日のマカロンはうまくできた記憶があります。

2/14 BORDERS@鶯谷What's up[LIVE][ミニチョコシュー]
普通に盛り上がりました。バレンタインデーということもあり、チョコをたくさんいただきました。俺が持参したチョコシューは正直イマイチ。P125っていうヴァローナの新製品を使ったんだけど、これがマズくて。

3/13 新宿 DE NITE@新宿ドゥースラー[LIVE][キャラメルフィナンシェ]
まわりはレゲエ系が多かった中で一人エレクトロハウス的な音で浮いちゃったかな?でもそれなりに盛り上がったのでよしとしよう。お菓子は前回に続いてイマイチ。油っぽくて。やはり付け焼刃のオリジナルレシピはだめだな。ちゃんと試作を繰り返さないと。

5/29 FLASH DANCE 2010 Spring@青山 蜂[LIVE][マカロン・フランボワーズ]
前回の反省を込めて、作り慣れたマカロンを。ライブの方では歌謡曲との融合に挑戦し始めますが、粗い。そんなことより、俺のプレイ中にトーニャハーディング氏による伝説のiPad落下事件が起こったので全部もってかれました。

6/5 歌謡ちゃんねる@渋谷 Lazy Workers Bar[DJ]
ここが歌謡曲DJとしてのスタート地点。80sのハイエナジー系をがっつりかけさせてもらいました。(ほぼ)初めての人前でのDJにもかかわらず、それほど緊張もせず楽しくプレイすることができました。やっぱ小さいハコのほうがリラックスしていいわ。お菓子は持っていかなかったっけ?

6/26 recorder vol.1@阿佐ヶ谷 Gamuso[LIVE][カヌレ]
フード!フード!フード!出演者のほとんどが料理好きでフードを持ち寄るという素敵なイベント。別にそれがコンセプトじゃないんだけど自然とそうなったっぽいね。この日のカヌレはうまく焼けました。まあカヌレはあんまり失敗しないんだけど。ライブの方は特別なことはあまりせず、リラックスした感じでまずまず力を発揮できたと思います。

7/23 Masturbation@秋葉原MOGRA[LIVE]
初めてのMOGRA。今年最も元気のあったクラブじゃないかと思いますが、そこでプレイできたことは嬉しい限り。今年は頻繁にブースに立ってきたおかげで、緊張感も少なく、だいぶこなれてきましたね。後半の歌謡ドラムンメタルはご愛嬌。お菓子は多分持参せず。この日の音源はこちら

8/7 グルービー和物サミット@吉祥寺FUNKSTEP[DJ]
踊れる80s歌謡をがんがんかけました。歌謡曲DJ二回目ですが、下手なりにだいぶこなれてきたのではないかと。まあustで何回もやってますからね。いずれにせよ楽しかったです。このあたりで完全にDJの楽しさにハマってしまった感あり。この日もお菓子はなし。

8/28 歌謡ちゃんねる@渋谷 Lazy Workers Bar[DJ][バルサミコのパウンド]
6月に続き二度目のお呼ばれ。いい意味で小さいイベントなのでアットホームな感じで、とてもリラックスしてできる環境。80sから最近のアイドル物まで縦横無尽にやりたい放題やらせていただきました。お菓子はピエールエルメのレシピより。大変好評でした。

9/13 ピュアイビザ@秋葉原MOGRA[DJ][マカロン・フレーズ]
二回目のMOGRA。マカロンをもっていくと約束してしまったので頑張ったのですが、完全なるスランプで結局満足できるものはできず。暗澹たる気持ちでガリガリしたマカロンを配りました。もうまともなマカロンを作れる気がしない。音の方はハウスっぽいJ-POPを中心に。ちょっと緊張感あって今ひとつだった気もしますが、お客さんの盛り上がりに助けられた感があります。

10/23 BORDERS@鶯谷What'sUp[DJ][シュークリーム]
DJは非常に調子が良く、バシバシつなぎが決まってテンションも最高潮のところで主催者が泥酔してドラムセットを破壊しはじめ、お店の判断で中途打ち切りという絶対に忘れられないしょっぱい一夜。まあそんなこともあります。シュークリームは水分吸ってふんわりさせるタイプを。久しぶりだったせいか生地を失敗しまくり、何度も焼き直したので鳥の餌が大量にできました。

10/31 Twit And Shout7@中野heavysick ZERO[DJ][シュークリーム]
初めてのDJミキサーに慣れず、あんまり調子はよくなかった。最後までミキサーが気になって気分的に乗れなかったので悔いが残ります。今後はtraktor内のミキサーを使うことにします。外部ミキサーは機種によっていろいろクセがあって、それを考えただけで緊張しちゃうもの。お菓子は前回に引き続きシュークリーム。せっかく苦労して生地の感覚取り戻したのに、また忘れたらもったいないから。で、ちょっと欲出して前回よりおいしくしようとクリームにほんの少しラムを混ぜましたが、入れなきゃよかった。

11/7 recorder vol.4@西麻布BULLET'S[DJ][バルサミコのパウンド]
いいイベントだったなー。ハコも広くて靴脱いで絨毯敷き、でかいベッドやソファーでくつろげて最高。惜しむらくは西麻布のアクセスのしづらさか。お菓子はリクエストもらったので再びバルサミコのパウンド。音の方ではライブとDJの融合をはかるべく、DJにもabletonLiveを使用。しかし、いつものライブで使う短いループとは異なり、DJで使う1曲単位のファイルを何十曲もロードしておくのは僕のPCスペックでは無理があったようで、起ち上がらないわノイズは乗るわ動作は重いわ固まるわで最悪。それでも出番前には奇跡的に安定したのですが、肝心のプレイのほうは今ひとつ冴えが見られず。ループをアドリブで曲に重ねるってのを想定してたんですが、やっぱ無理ですわ。ここでライブとDJの融合の試みは完全に諦めモードになりました。

12/11 NICE TIME@新宿ドゥースラー[LIVE][フルーツロール]
2回目のハコで、しかも主催やハコのオーナー、他の出演DJともtwitterで仲良くさせてもらってたので非常にやりやすい環境でした。やはり緊張しないコツとして、その場にいる人とどれだけ仲良くなれるか、ってのは重要ですね。プレイの方はリクエストをいただいてダブセットでのライブを。初の試みながら、やってることは根本的にいつものライブと同じなので、まあまあ良くできました。後日upした音源も好評で嬉しい限り。(→こちら)お菓子は作り慣れたフルーツロールを。喜んでもらえたようで何よりです。

12/18 今夜もSHIT PARADE!@鶯谷what's up[DJ][クランベリーのフィナンシェ]
悪夢の一夜から2ヶ月、再び性地鶯谷にカムバック。慣れたハコ、慣れた客ということで非常に楽。これまでかけたくてもかけられなかった、小洒落たシティポップスをかけるつもりでしたが蓋を開けてみれば後半からは我慢できずいつものバカっぽいダンス系に。でもお客さんの反応をみて決めたことなので良しとしよう。お菓子はピエール・エルメのレシピよりクランベリーのフィナンシェを。いやー、この人のレシピはすごいですわ。そこそこよく焼けましたが改善点がいくつかあるので、近々もう一度作ります。

12/23 スーパー音密同心〜2010年12月の条〜@渋谷NOSTYLE[DJ][ブッシュドノエル*2]
過去二回呼ばれてる歌謡ちゃんねるとタイトルが違うだけで同じ面々なので気は楽。前回、かけたくてもあんまりかけられなかったシティポップスからの流れを作ることができました。上げるばかりでなく最後の曲でガクっと落とす繋ぎができたのは、ひとつの成長といえるかと。まだまだ下手だけど、毎回得るものがあるのは幸せなこと。お菓子はオリジナルレシピのため、味はもうひとつ物足りない。ま、ちやほやされたからいいか。

風営法の風刺

Hoo!Ei!Ho! - BPM PRESIDENTS featuring TINNIE PUNX

先日、風営法に関する記事を書きましたが、この問題は80年代から厳然として存在していたわけで87年に近田春夫が思いっきり正面からラップにしてました。恥ずかしながらヒップホップには疎いので知らなかったんですが、結構定番みたいですね。細かい話は抜きにして、素直にクラブやディスコを楽しみたい人間の気持ちを代弁してくれてると思います。普通にトラックもかっこいい。

この曲の背景はwikipediaに詳しいのでそちらを

今年は残り3つ

#12/11 NICE TIME@新宿ドゥースラー
ライブ形式では今年ラスト。しかも最初で最後のダブセットで挑みます。現在順調に準備も進み、なかなか面白いものができそうなのでぜひ。僕の出番は0:40ごろの予定。他の出演者も豪華で間違いないと思われます。

# 12/18 イベント名未定@鶯谷what's up
前回の出演者がドラムセットを破壊し出禁になるというハプニングから、2ヶ月…もうここではやらないのかと思いきや懲りずにやらせてもらえることになりました。今回はシティポップスを好きなようにかけていこうと思います。なかなか緩くシティポップスをかけられる機会がなくて一度やってみたかったのよね。これはこれで楽しみであります。

# 12/23 イベント名未定@渋谷NOSTYLE
こちらは詳細未定ですが、いつものアゲていく感じのJ-POPで行きましょうか。今年最後なので。

クラブの営業と風営法の現状

大阪のクラブが摘発されたニュースを読んで、そういえば、クラブ文化に片足突っ込んでる割にこのへんに関する法的な知識が皆無であることに気づき、ちょっと調べてみました。

そもそも、飲食店で客がダンスして何がいけないのか?って思いますよね。

まず、基礎知識として「風営法上、客にダンスをさせるためにはそれなりの認可が必要」ということがあるそうなんです。

で、風営法上で風俗営業性風俗とは別)とされるお店は営業形態によって1号〜8号に分類されます。「客にダンスをさせる」という行為は1号営業*1、3号営業*2、4号営業*3のみで許可されていますが、いずれも構造的要件としてダンスフロア面積が66㎡以上必要だそうで。この時点で"小箱"といわれる多くのクラブは弾かれてしまいますね。これをクリアして申請を出すとなると分類上は3号営業に当てはまり、いわゆる"大箱" "ディスコ"ということになります。(※法的な分類等について詳しくはこちらを。定義に昭和の臭いが…)

しかし、3号営業の場合、営業時間は0時もしくは条例によっては1時まで(実質的にはそこからプラス1時間くらいまで容認されているようですが)という制約があります。これに対して、それ以外のクラブは風俗営業としてではなく「深夜酒類提供飲食店」として申請することになり、この場合は0時以降も営業が可能です。

そして、問題の「深夜酒類提供飲食店」でのダンスですが、法的にはあくまで店側が客に提供する遊興が問題になるらしいのです。実際、毎夜のようにイベントが開催されていますが、あれはイベントのオーガナイザー(主催者)が提供者であって、店は場所を貸してるだけ、だから責任はありませんよーというグレーな解釈のもとに営業しているのが実情のようです。

ちなみに時々摘発をうけるクラブは、度々行政や警察から指導を受けていても無視していたとか、飲食店としての申請なのに明らかに飲食店としての体裁がないとか、反対にお立ち台などを設置して明らかにディスコとみなされる営業をしてたとか、その他目につくような派手なことをしていたというケースが比較的多いようですが、最近は小さいところも割と目をつけられて指導の対象になってきているようです。

いずれにしても法が古いことは否めませんし、クラブ文化をもっと発展させるために規制を緩くして欲しいという思いもありますが、一方で場合によっては近隣住民などへの悪影響なども確かにあるわけで、僕らが今すぐどうこう出来るわけじゃないですが、クラブで遊ぶときはこのへんの知識をもって、ちょっとだけ考えてみることがあってもいいのかな、と思いました。

*1:1号営業=キャバレーその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、客の接待をして客に飲食させる営業

*2:3号営業=ナイトクラブその他設備を設けて客にダンスをさせ、かつ、客に飲食させる営業

*3:4号営業=ダンスホール、その他設備を設けて客にダンスをさせる営業