2011年ベスト<アイドル編>

今年は去年以上にアイドル楽曲が豊作だったように感じます。諸事情あってイベントに足を運ぶことはありませんが楽曲派の端くれとして、独断と偏見と個人的趣味で今年のベスト曲を選出してみようと思います。当初10曲程度の予定でしたが絞り切れないので20曲に。個人的にアイドルとしてのバックグラウンドとかルックスとか曲以外の情報については、それほど興味が無いのでほぼ考慮してません。

bump.y/Kiss!

これまで今ひとつパッとしない曲が多かったbump.yですが、KARAなどを手がけ、今最も勢いのあるチーム“Sweetune“にプロデュースを依頼し、一気にブレイクを感じさせるところまで上がってきました。今後が楽しみです。


ClariS/nexus

去年リリースの"irony"が素晴らしすぎて注目していましたが、今年も期待を裏切りませんでしたね。ネット界隈で話題になった魔法少女まどか☆マギカのOPである"コネクト"も間違いないです。


Dorothy Little Happy/デモサヨナラ

個人的には一番聞いたアイドル曲かも。DJで使うと「好きよ」→\オレモー!/の掛け合いで盛り上がること必至。これは来年もまだ有効でしょう。


アイドリング!!!/いち恋

良曲の多いアイドリング!!!からサビのディスコティックな展開が個人的にツボな本曲を。カップリング曲ながら埋もれさせるにはもったいない。


ぱすぽ☆/少女飛行

オリコンウィークリー1位は伊達じゃない!自分はロックな編曲がわりと苦手ながら、そんな小さなことはあっさり飛び越えてくるメロディの説得力。去年リリースの"Pretty Lie"も大好きです。


ももいろクローバーZ/オレンジノート

ももクロちゃんは今年最も勢いを感じさせたグループでしたね。シングルカットはされてませんがサビの胸キュン感が素敵な1曲を。他"ワニとシャンプー"や"コノウタ"なども要チェック。


モーニング娘。/好きだな君が

これもシングルカットはされてませんが、アルバム"12,スマート"中で最も中毒性があります。80sアイドル的なトゥーマッチ感がいい味出してますね。


℃-ute/桃色スパークリング

モベキマスやモー娘の高橋愛卒業、スマイレージ大改編と話題は多かったハロプロ勢ですが、楽曲的にはもうひとつインパクトが弱かったように感じます。そんな中にあって、℃-uteのこの曲はバランスのとれた爽やかでポップな佳曲だと思います。


pre-dia/Dream Of Love

キャバ嬢っぽいルックスに油断してるとイントロのスラップベースで裏切られます。他の楽曲もレベルが高いので来年も期待してます。


9nine/SHINING☆STAR

川島海荷という看板がありながらイマイチ表舞台に出てこれない印象がありますが、曲の質はどれも高いですよ。カップリングの"困惑コンフューズ"と迷いましたが、なんとなく高揚感のあるこちらを。


BiS/nerve

自分主催のイベントに出てもらったこともあり個人的には最も思い入れのあるグループ。今年はもうほんとに酷すぎた(褒めてる)。無茶苦茶もここまでくると尊敬に値します。来年も失速せずにどこまで突っ走ってくれるか実に楽しみです。


AKB48/これからwonderland

AKBがまさかの激ソウルフル!EW&Fあたりを意識したことは間違い無いですが、しかし最初聞いたときはたまげましたよ。まともなPVがないのが残念。


Diva/No way out

AKBの派生ユニットとしては、全体的にみれば去年のほうがいい曲が多かった気がします。ただ、このグループは私が神のごとく崇める松井寛氏が手がけていますので完全に別格。もうクッソファンキーだし、ツボもいいところですわ。


東京女子流/Liar

東京女子流/Limited Addiction

そして松井寛さんといえば、いわずもがな東京女子流ですね。好きすぎて二曲載せます。どっちかとか選べなかった。アイドルファンクよ永遠なれ。


さくら学院重音部 BABYMETAL/ド・キ・ド・キ☆モーニング

もう笑うしかないよね。なにこれ。アイドルとメタルのあまりに見事な融合っぷりに完全ノックアウトされました。次の曲が楽しみで仕方ない。


さくら学院バトン部 Twinklestars/プリーズ!プリーズ!プリーズ!

さ学からもう一曲。元シンバルズの沖井礼二さん作ということで、前作の"Dear Mr.Socrates"同様その個性が色濃く出てますね。


Tomato n'Pine/雪がふるから・・・

今年は"旅立ちトランスファー"も悪くなかったですが、去年の"POP SONG 2 U"や"キャプテンは君だ!"ほどのインパクトはありませんでした。しかし、12月になって滑りこんできましたよ!カップリング曲ですが上質のメロディとほどよくグルーヴィなアレンジがじわじわ沁みてきます。


でんぱ組.inc/くちづけキボンヌ

アッパーなアキバ系オタクアイドルが、かせきさいだぁと木暮晋也(HICKSVILLE)の手がけるシティポップス的アプローチの曲を歌うという意外性。PVもセンスいい。


LinQ/ハジメマシテ

最後は九州のローカルアイドルを。今年はアイドルブームに乗って多くのローカルアイドルの活躍を目にすることができました。中でもNegiccoと、このLinQは頭ひとつ抜けてる印象ですね。サビに西鉄バスというローカル色の強い単語をもってくることで強いインパクトを与えることに成功してます。


次点でtengal6、Negicco、SKE、NMB、NotYet、SUPER GiRLS、中野風女シスターズなどなどありましたが、さすがに多すぎるので割愛します。また、アイドル以外のまとめも気が向いたら近日中に。