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ライブとDJ

コラム

前回の告知にてライブのオファーが減って歌謡曲DJばかりになってきたことを書きました。そもそも、ライブとDJってのはどう違うのか、そこが分からないと話を進めづらいので説明させていただきます。

ライブってのはabletonLiveというソフトを使って、あらかじめ曲から抽出した短いフレーズループを矢継ぎ早に次々かけていく形式のこと。便宜上、ライブメガミックスと呼んだりします。

それに対して歌謡曲DJは特に説明いらないですね。そのまんま歌謡曲をかけるDJです。1曲単位で選曲してつないで流れを作っていく行為。

さて本題。

ライブは分かりづらい、DJはわかりやすい。まず、オファーが逆転した理由はこれに尽きると思います。オーガナイズする側としても単純に呼びやすいですよね。歌謡曲〜J-POPだけかけるっていうコンセプトがキャッチーだし。他方、ライブの方は何やってるかわかんなくて、前衛的になりがちなので難しい面はどうしてもある。ustやるとわかりやすいですよ。ライブの時とDJのときでは如実に視聴者数に差が出ます。

また、やってる本人としてもライブにはだいぶ飽きてきたというか、限界を感じ始めているのも事実です。もともとは「ライブならではの即興性が強くて」「あらゆるジャンルの音楽を融合できる」方法として思いついたのが今のライブの形なんですが、歌謡曲を始めとする邦楽への傾倒が激しくなるにつれて、それをもメガミックスに取り込みたい気持ちが強くなってきました。しかし歌謡曲はループにできない!これはもうどうしようもない事実。実験的に無理やりねじ込もうとしたこともありましたが(5月の青山蜂や7月のMOGRA)やっぱり満足できる形にはならない。歌謡曲ってのは構造上、リフ中心じゃなくメロディとコード展開でもって聞かせる音楽だからこればっかりは仕方ないんですよね。その曲の象徴的で印象的な部分をループさせずに一瞬だけ登場させる手もありますが、やってるほうとしてあんまり納得行かない。で、やっぱり歌謡曲をちゃんと楽しみたいのならDJしかないという結論にたどり着いてしまうのです。

まあ、単純に今はDJが楽しいんですよ。まだ始めたばかりで覚えたてってこともあって、日に日に技術が向上するのが自分でわかる。なんでもそうですよね。そういう時期が一番楽しい。

ただ、そうはいってもこのままライブを捨ててDJ一本に走るのもちょっともったいない。今のところ自分のDJにこれといった個性はないし即興性もライブよりは弱い。その意味でDJとライブの手法をうまく融合したら面白いことができるんじゃないか、というイメージを持っています。

具体的には、基盤は歌謡曲DJで、そこにリアルタイムでライブでやってるようなループをマッシュアップする、なんてことを考えてます。自作マッシュアップ/エディットをガンガンつなぐDJがいますが、出音はそれに近い感じ。構想固めるのと下準備に時間がかかるので皆さんにいつ披露できるかわかりませんが、可能なら10/23の鶯谷で実験的にやってみたいと思ってます。

しかし、制作がどんどん疎かになるな…今は全くと言っていいほどモチベーションもイマジネーションも沸かないので、まあいいか。いつかまた作りたくなる日がくるでしょう。

というわけで、現在のGinger does'em allの活動はこんな感じです!以上!