AZUL

あすーる、と読みます。駒込の小さなケーキ屋さん。

全体的に甘さは控えめで、どれも風味にほんのりと一癖つけてあるのがニクイ。

左手間の白ワインを使った実に繊細な食感の「ベル」というレアチーズケーキはふわっとやさしい塩味があって少しだけゴルゴンゾーラを使ってるような気がしました。多分塩とワインでそういう錯覚を覚えただけでしょうけど。
左奥の「椿」はピスタチオのムース。甘さが抑えられている分ピスタチオ感を強く感じます。中にルバーブとイチゴのコンフィが忍ばせてあります。いいアクセント。
右手前は名前失念。ホワイトチョコのムースの真ん中にミントが効いたチョコムースが隠れてます。(これは個人的にイマイチでしたが)
そして、右奥ショートケーキ。オーソドックスながらスポンジの口どけがよく、ぺろりと食えてしまいます。

やはり甘みが弱いと数を食えてしまいますね。4つじゃ物足りなさを感じました。その意味でフランス的コントラストを求める人には不向きかも。ちなみに今回は主に繊細な白物(←俺の造語)ばかりでしたが、フランボワーズとチョコの濃厚そうなケーキもあったので機会があれば食ってみたいと思います。