世界のベルばら

大昔にmixiにのせたネタの再掲です。日本のアニメって海外でよく再放送されてるんですが、オープニング曲は差し替えになることが多いみたいなんです。しかし、それが各国ごとに全然違って面白いのよ、というお話。

題材は名作「ベルサイユのばら」で。

まずはオリジナルバージョンを聴いてください。

ストリングスが非常にかっこいいですね。実にクールかつメランコリック。この悲劇を見事に表現しきった名曲だと思います。これが外国に輸出されるとどうなるか。

まずはまともなところから。ジャーマンバージョン。

少し勇ましいイメージですかね。それなりに雰囲気を継承しつつ、完成度の高い曲に仕上がってます。

次、これは問題作です。韓国バージョン。

なんだこれ、ポンチャックかよ!カバーなのかオリジナルなのか、よくわからない換骨奪胎ぶり。さすがキムチの国の人ですから。

で、次はアラブバージョン。オケはそのまんま。カラオケですね…ですが…

なにこのジワジワくるエスニック風味は。主旋律は同じなのにアラビックな歌い回しをするだけでアラビアン以外の何者でもなくなってます。イスラムってすごいね。

で、最後フランスバージョン。

本当にフランス人はなめてるのかと。ほんわかしすぎ。全然絵の雰囲気と合ってない。自国の話なのに!ユルい、ユルいよ!

ちなみにスペインやイタリアバージョンもあるんですが、まともなので聞いても面白くないです。

オマケ。ベルばらサントラに収録の一曲。素晴らしいディスコ!